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事務局

日本循環器協会監修「医療・福祉・介護スタッフのための心不全入門講座」(e-learning)のお知らせ

更新日:10月23日

 当協会の黒松基子副会長がアドバイザーとして参加した「介護士を対象とした心不全の啓発活動事業」(一般社団法人日本循環器協会実施)の成果物として、この度、「医療・福祉・介護スタッフのための心不全入門講座」が公開されました。e-learning形式で、どなたでも無料で学ぶことができます。


 現在、高齢者の単独世帯が増え、ご家族の高齢化も進み、同居家族による日常生活のサポートが望めない高齢の循環器疾患患者も増加しています。循環器疾患患者は、塩分や水分量の調整、治療薬服用の徹底など、日常生活の管理がきちんとできていれば、再入院や死亡のリスクが減るとされており、家族に代わるサポート役として、私たち訪問介護員の存在はとても大きなものです。また、心不全に関して正しく理解することにより、在宅で暮らす方々がQOLの高い生活を送ることも可能です。


 ぜひ、e-learningで心不全のことを学び、医療・介護・福祉・行政など循環器疾患患者に関わる多職種間で共通認識を持ち、連携して利用者の暮らしを支えていきましょう。


e-learning「医療・福祉・介護スタッフのための心不全入門講座」(視聴無料)






【本事業実施者からのメッセージ】


高齢者に多い「心不全」について知る機会として気軽に活用してください


鳥取大学医学部循環器・内分泌代謝内科

教授 山本一博


 高齢者になるほど心臓の機能が低下した「心不全」という状態の方が増えるので、介護に携わっておられる皆様がお世話をされている利用者の中には、少なからず「心不全」の方がおられます。

 一方で、介護従事者が「心不全」について学ぶ機会は少なく、心不全に対する誤解などから、過度に心不全が恐れられてしまい、入浴などの制限が設けられ、利用者の方々の数少ない喜びの機会が失われているということもあるようです。しかし、いくつかのポイントに注意していただければ、心不全患者さんの喜びを制限することなく、自分らしい生活を継続していただくことが可能となります。

 そこで、介護従事者の皆様に、「心不全」に罹患している利用者の方においてどのようなことに気を付けていただき、どのような対応をしていただきたいかなどをわかりやすく

e-learningにまとめました。1つ1つのコンテンツは5分程度なので、ちょっと手が空いた時などに気軽に視聴いただけます。


 このコンテンツ制作にあたっては日本ホームヘルパー協会様にもご協力いただきました。ぜひ、皆様の日々の業務にお役立ていただき、利用者の方の幸福に結び付けていただければ幸いです。



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