利用者様宅で介護を行う際、スライディングシートをお持ちでない利用者様も多くいらっしゃいます。
このような時、”ビニール”を使えば、利用者様にとって負担が少なく、ヘルパーにとっても腰痛予防となる上方移動ができますので、ご紹介します。
①45ℓのビニール袋を枕の下を通して、利用者様の体の下に入れていきます。
②利用者様に足を立てていただきます。
(両足・片足のみ等、利用者様のお身体の状況に応じて実施しましょう)
③バスタオルを利用者様の臀部に当て、引き上げていきます。
・自立支援の観点から、利用者様ご自身の力で、立てた足底でベッドを押していただ
きます。
・両腕を胸の位置で組んでいただき肩甲骨が浮くようにすると摩擦が減り、移動が楽になります。
・介護者は腰を曲げずに引きましょう。腰痛予防になります。
④使ったビニール袋は、腰の位置まで下げ、横から抜きます。
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